皆さま、いかがお過ごしでしょうか。めりめりです!
長らく放置しておりました特集記事、ようやく更新です…。
今回はアドゥリンにとって非常に重要な十二名家について紐解いていってみます。
注)この記事には関連ミッション・クエスト等のネタバレを含んでいます
注)記事内に誤表記が見られた場合は都度修正していきます
◆第二節 十二名家について
第一項 十二名家:国政担当家系
旧アドゥリン王家であり、現在は神聖アドゥリン都市同盟の同盟主でもある。
古くは燕騎士家と呼ばれ、代々総務大臣を務めている。
(セレニア図書館の書物より)
王政時代と国政時代いずれにおいても先祖代々から国の代表として統治していた家系で、ミッション開始時はユグナス・S・アドゥリンが当主となっていました。
その後物語の中でリフキン族に変化してからは、ユグナスの妹にあたるアシェラ・V・アドゥリンが代表代理を務めます。
そして冥王が倒れた後に、ユグナスの希望によりその座を正式にアシェラへ移すこととなります。
ちなみにユグナスとアシェラの父親にあたるガルシマス・D・アドゥリンはユグナスの前当主ですが天晶暦879年頃に失踪、ユグナスへその座が渡ることとなりましたが失踪については謎に包まれており、その行方は現在もわかっていません。
一方アドゥリン家の職務としては同盟主や総務大臣職など重要な役割を担っており、いわゆる内閣総理大臣と同じような役目を果たしています。
肝心の開拓に関する立場というと実は複雑で、開拓再開を正式に宣言して以降推進一択であるユグナスに対し、アシェラはアドゥリンの大地と触れ合うことでその考え方について葛藤が続きます。
このあたりはミッションを進めていくと徐々に明らかになっていきます。
古くは葉騎士家と呼ばれ、財務大臣を務めている家系。
(セレニア図書館の書物より)
経済学に長けた知識を持つメルヴィアン・ドゥ・マルクロワが現当主であり、アドゥリン国の国庫を預かっている役目から国政にとっては非常に重要な立場であることがわかります。
一方ウォルタリス家は開拓推進派であり、メルヴィアンの手記にも記されている通り開拓が国の発展に繋がるという考えがあることから、冒険者を広く募りこれを開拓への大きな糧としてその政策を続けています。
ところが物語を語るうえではこのメルヴィアンこそが最も重要な人物であり、これ関してはアドゥリンミッション・クエストを進めていくにつれてその秘密が徐々に明らかとなります。
その国政を越えた大きなスペクタクルは物語を見てきた者にしかわかりません。
古くは蝶騎士家と呼ばれ、法務大臣を務めている家系。
(セレニア図書館の書物より)
ウェーザースプーン家はアドゥリンの司法・裁判を担っている家系で、その現当主はいかにもと言わんばかりの厳格な風貌が特徴のイルドベールが務めています。
またこの家系は前作でも記していた通りエクソシストと深い関わりを持っている一面もあり、エクソシストの代表すなわちアークエクソシストであるヴォルティミアも、実質この家系の当主と同等の立場として度々登場しています。
開拓については、ウェーザースプーン家としては基本的に反対派であることを表明していますが、一方のエクソシスト側はというと内心では開拓推進を望んでいるとされ、ウェーザースプーン家との衝突をさけるためその明言は避けているようです。
またウェーザーローブ一式の装備品はこの家系由来のものですが、魔法関連に突出したステータスでありながら対応ジョブが後衛職外にも及ぶその特徴は、開拓を水面下で望んでいるエクソシストの影響によるものと言えるのかもしれません。
古くは露騎士家と呼ばれ、民務大臣を務めている家系。
(セレニア図書館の書物より)
現当主はスヴェンヤで、主に民政や医療を担う家系になります。
スヴェンヤ自身がクレリクアタイアを身に纏っていたり、その他の家系の者がブレスドブリオ—を着用していることからもわかる通り、白魔道士が多く在籍しています。
スヴェンヤに関してはその慈悲深い性格や上品な雰囲気から支持者が非常に多く、民政や医療という国民に近い存在であることも相まって、アドゥリン国の癒し系機関であるというところも立派な特徴の一つといえるでしょう。
開拓に関しては基本的に反対の立場をとっていますが、自然との共生を望む背景があってこその結果であり、それを脅かす開拓を拒んでいるという印象があります。
逆に言えば自然共生と開拓を両立できる環境であれば推進できる、とも考えられます。
ちなみにどういった由来があるのかは不明ですが、西アドゥリンにあるシャニラの泉(凱旋広場の噴水)はこのジャニストン家の初代当主であるシャニラが名付けたものとされています。
古くは草騎士家と呼ばれ、文務大臣を務めている家系。
(セレニア図書館の書物より)
アドゥリンの学問に関する国策を展開している家系で、ミスラ族のイキ・アスカモットが現当主を務めています。
つまり、文部科学大臣のような立場です。
そしてこの家系の最大の特徴は、風水士の本拠地であること。
この風水魔法を見出したシィ・レナイェこそが、この家系の初代当主にあたります。
レナイェ家の活動としては、貧しい国民も勉学に励めるよう無料の学校を設立したり、植物関連の研究施設を立ち上げるなど、まさに国の文部科学を代表する機関らしい政策が目立ちます。
一方開拓に関しては反対の立場をとっていますが、こちらもジャニストン家と同様自然との共生を訴えている家系であり、また開拓との両立を図る一面も物語の中で垣間みることが出来ます。
古くは蛇騎士家と呼ばれ、商務大臣を務めている家系。
(セレニア図書館の書物より)
十二名家の中で商業・経済を担当する家系で、博士のような風貌のチェイロマチェイロが現当主となっています。
経済を担当しているだけありメルヴィアンとは多少の関わりがあるようで、開拓の為に冒険者を招き入れる政策はチェイロマチェイロが発案しメルヴィアンが発展させたとも云われています。
その持ち前の明晰なセンスでアドゥリンの一次産業にも多大な影響を与えており、後に紹介するカリエイ家の農業や漁業にも彼の案が多く盛り込まれています。
またこの家系には商売に強い人材が揃っており、ノーグでウェイポイントを管理するウィストフルバイソンやエルゴンウェポンの製作に大きく関わっているルーンジェ・デサーリもこの家系所属となっています。
第二項 十二名家:ワークス担当家系
古くは烏騎士家と呼ばれ、スカウト・マイスターを務めている家系。
(セレニア図書館の書物より)
ヨルシア森林の名前の由来となっているヨルシア・ハーバートンという女性が初代当主の家系です。
記者や諜報員などが在籍していることから街の情報屋としての活動が目立つようですが、管轄するスカウト・ワークスも調査や研究に従事しているのでその特色がよくわかるかと思います。
また現在の当主は狩人としての印象が強いマルグレートですが、一方で学者並の知識を持っていることからメルヴィアンと並んで天才と称されている程の逸材でもあります。
古くは猿騎士家と呼ばれ、パイオニア・マイスターを務めている家系。
(セレニア図書館の書物より)
主に一次産業を専門に扱う家系で、開拓にも大きく関わっていることからパイオニア・ワークスを担当することになったとされています。
初代当主は、ヤッセの狩り場の名前の由来となっているヤッセ・カリエイというミスラです。
また装備品のカリエイオーベール一式はこの家系由来の装備品ですが、青いサーコートの鎖帷子という見た目からもわかるように装備対象は重装備ジョブに集中しているようです。
現在の当主はミスラのレイ・ガランヴォですが、パートナーが森で行方不明になった過去があり、その秘密を探る背景から開拓に対する執着心が強い一面もあります。
古くは根騎士家と呼ばれ、ピースキーパー・マイスターを務めている家系。
(セレニア図書館の書物より)
初代当主はシルダスの洞窟の名前の由来にもなっている、ヒュームのシルダス・ヴォーケイン。
現在の当主はグラッツィグというガルカが務めています。
担当するピースキーパー・ワークスの公務からもわかるように街や近辺の治安維持を主に行っていますが、開拓に関しては色々と裏話が多く、表面上は推進の流れに従っている一方水面下では妨害を行っているというシーンもミッションやクエスト等で時折見かけます。
またグラッツィグは商務大臣のチェイロマチェイロと同級生だったからか以前から仲が悪いらしく、物語の中でも衝突するシーンが多々あります。
古くは蛟騎士家と呼ばれ、マッマーズ・マイスターを務めている家系。
(セレニア図書館の書物より)
初代当主はエヌティエル水林の名前の由来となっている、エルヴァーンのエヌティエル・テュランドーで、蛟騎士という二つ名を持つことから過去世界で登場したアドゥリン出身の竜騎士アシュテルと関係を持っているではという噂もあります。
実際に現在の当主であるフラヴィリアも、アシュテルに関して明言を求めるシーンがあるのでこちらも何らかの関係があるものと思われます。
一方でマッマーズ・ワークスを担当しており主に娯楽や諜報を主とした公務活動を行っていますが、槍術を学ぶ戦士も多く竜騎士との関係も深い家系であるとされています。
古くは鼠騎士家と呼ばれ、クーリエ・マイスターを務めている家系。
(セレニア図書館の書物より)
初代当主はミッションでお馴染みのモリマー・シュネデック。
例のごとく、モリマー台地の名前の由来でもあります。
家系としては運輸や検閲を主に行い、その公務が中心となっているクーリエ・ワークスを管轄としています。
この家系の現当主でありクーリエ・ワークスのCEOを務めるのはレジナルドという人物。
実はこの人物に関しては謎が多く、拡張ディスク『アドゥリンの秘宝』リリース当初実装を予定していた冥界 ”タルタロス” あたりでその秘密が明らかにされるのではという噂もありましたが、お蔵入りとなってしまった今では解明の術はなくなってしまったのかもしれません。
古くは蜘騎士家と呼ばれ、インベンター・マイスターを務めている家系。
(セレニア図書館の書物より)
初代当主はマリアミという女性で、マリアミ渓谷の名前の由来とされている人物です。
この家系は魔導剣士が多く在籍しており、その関連から魔導学や合成技術の発展に貢献してきたことでインベンター・ワークスの担当となった背景があります。
またマリアミはこの魔導学についても深い関係があり、彼女が編み出した魔法剣技「紡魔閃」という秘剣が魔導剣士の裏のルーツであるとも言われています。
(一般的には、この家系とは関係ないスヴェルリードなる人物が魔導剣の始祖とされている)
現在の当主は「びっくりどっきりなネタ、炸裂!」でお馴染みの魔導剣士アムチュチュが務めており、また中の国に派遣されている(マウラに駐在)ズルコバズルコは彼女の直属の部下になります。
今回の記事は以上になります。
十二名家を紐解くだけでかなり労力を使うことからも、このアドゥリンの奥深さがよくわかりますね。。。
また今回のお話も、ほんの一部だけです。
全てを伝えようとすると、この何倍もの情報量が飛んできます笑
このためだいぶはしょって記述していますが基本的なことはおさえているつもりですので、あくまでマメ知識として皆さまの知識の片隅に収めていただければ幸いです。
2コメント
2017.12.17 04:10
2017.12.17 00:29