久しぶりの特集記事になります。
1時間目と2時間目は地理に関する題材で綴っていましたが、今回は歴史のお話になります。
天晶歴862年、まだ冒険者が世に出ていない時代。
クォンとミンダルシア両大陸を舞台にヴァナディール史上最大の戦争が勃発します。
皆さんもよくご存知のクリスタル戦争(水晶大戦)です。
その中身はとても複雑で、その経緯も含めて全てを把握するのはリアルでいう世界史のそれと同じくらい細かく且つスケールが大きく、人や物そして出来事がよく動いているためなかなか難しいでしょう。
そこで、今回から数回かけてできるだけわかりやすくクリスタル戦争の全貌を紐解いていこうと思います。
※情報が少ないことから設定上からの個人解釈も含まれていますので、シナリオライターの描いたストーリーと若干異なる部分があります。予めご了承ください。
※ここからは闇王ミッションおよび三国ミッションのネタバレを含みます。ご注意ください。
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◆第一節 ラオグリム失踪事件
事の発端はクリスタル戦争が起こるおよそ7年前まで遡ります。
天晶歴855年、三国合同でボスディンからザルカバード地方を中心とした北の地の調査が行われました。
サンドリアからはフランマージュ、ウィンダスからイルクイルとヨー・ラブンタ、そしてバストゥークからはラオグリムとコーネリアとウルリッヒが参加。
この調査がバストゥーク主催であったことから、当時ミスリル銃士隊隊長でもあったラオグリムがこの隊長に任命されます。
ところがこの調査中、ウルリッヒがラオグリムの殺害を図ります。
しかしそれを庇ったコーネリアが致命傷を負い死去。
結局ラオグリムも人間に対し深い失望を味わう中、残念ながら死を迎える事になります。
また他の一行も調査中もしくは帰国後に全員死亡したとされていますが、唯一ラオグリムだけが帰還していないことから死亡したという噂と失踪したという噂が錯綜するようになります。
他の隊員の死因についても不審な点が多く、現時点でも全容は解明されていません。
一方その頃、サンドリアとウィンダスでは闇の王誕生の噂が流れるようになりますが、その噂通りザルカバードにて闇の力に呪われたラオグリムが闇の王となって復活し、新たな勢力の兆しを見せ始めます。
◆第二節 百蛮戦争
闇の王は復活後に親衛隊を結成し、当時北の地を支配していたオーク帝国へ戦いを挑みます。
天晶歴858年の夏、百蛮戦争のはじまりです。
結局闇の王の軍がオーク帝国に勝利し、その勢力を傘下に取り込むことに成功します。
ここは諸説ありますが、誕生当時から闇の王は世界支配を目論んでいたのではないかとされています。
つまり、この百蛮戦争がクリスタル戦争の本当の勃発時期になりうる、ということです。
そしてこの頃から世界中でも不穏な空気が流れるようになり、主に獣人または獣人と手を組んだ人民による暗殺もしくは暗殺未遂が各所で相次ぐようになります。
これにより各国ではミスラ傭兵団や共和国軍など治安や軍事目的等の部隊を招集する流れを見せ始め、後に誕生するアルタナ連合軍の結成へと繋がっていきます。
一方闇の王の軍勢はというと、続々と獣人勢力を傘下に取り込み続けており、急激な勢いで勢力を拡大していきます。
そして天晶歴861年、闇の王は獣人の各指導者をズヴァール城に招集し人類諸国への侵攻を宣言、各指導者もこれに賛同し正式に獣人血盟軍(獣人連合軍)が誕生します。
◆第三節 ジャグナーの戦い
獣人結盟軍がついに動きます。
天晶歴862年の4月、ノルバレン地方への侵攻を開始。勢力はおよそ10万。
これに対抗したのは将軍フェルドロッド率いるノルバレン騎士団と王立騎士団の援軍、あわせて1000未満の勢力。
このあまりにも大きな軍勢の差、しかもこの時の獣人血盟軍には百蛮戦争でも多大な功績を残していたオーク族の名将ドッグヴデッグも参加していたことでノルバレン騎士団は敗北。
この戦いはのちにジャグナーの戦いと名付けられました。
ジャグナーの戦いの後、オーク軍はそのままロンフォールまで進軍しゲルスバへビバックを設けつつ翌月の5月にはサンドリアの王都へ到達、3週間に渡り包囲するようになります。
同時期に闇の王は世界に対し正式に宣戦布告を発表。
一般的にはこの発表時点、もしくはジャグナーの戦い開戦時がクリスタル戦争の勃発時期と考えられています。
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今回はここまでになります。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
どうも拘りだしたら本格的な読み物になりそうだったので、今後もいくつかに区切ってこの記事を書いていこうと考えています。
他にも各地で様々な動きはあるのですが、わかりやすくクリスタル戦争を書いていくという意図があるため、このあたりは割愛させていただきます。
というかわかりやすく書けてますかね?笑
文章を書くのは元々得意ではなかったので若干不安です。。
実はこの記事を書くにあたり、クエストやミッションの回想を行う予定でしたがあまりにも膨大な量のイベントを見る必要があったため、一部しか視聴していません。
ですので、今後もいきなり話が飛ぶこともあるかと思いますが、あくまでヴァナディールの歴史解釈のひとつとして楽しんでいただければと思います。
今後も当ブログの特集『ヴァナディールの地歴公』の記事をどうぞ宜しくお願い致します。
さて!最後に次回予告です。
クリスタル戦争が勃発して以降、獣人軍による各地の侵攻が活発化していきますが、その中でも代表的な戦争であったジュノ攻防戦そしてザルカバード会戦、このあたりを綴っていく予定です。
ここは、あの高い評価を得ていたFF11のオープニングムービーの話も登場しますので、またお付き合いいただけると幸いです。
それではまた!
第二章はコチラ↓↓↓
https://pancha-mincha.amebaownd.com/posts/2528123?categoryIds=428023
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